看護師の残業代あるある
看護師の残業代あるあるとして多いのは、やはり残業代がつかないことだ。日勤夜勤の引継ぎの際の前残業、後残業などは残業代がつかないことが特に多い。終業時間ギリギリに患者さんの容態が急変、引継ぎができないまま数時間残業を強いられたが残業代がつかないというようなこともままある。看護師の仕事は就業時間内にきちっと終わることがほとんどなく、前残業、後残業共に様々な時間外労働が生まれるのが当たり前なので、この点については覚悟が必要である。
情報収集や書類提出などの事務的な仕事のために残業が発生するというのも看護師の残業あるあると言える。患者さんのケアや申し送りが時間内に終わっても、看護記録やその他書類作成がどうしても就業時間からはみだしてしまうことが多い。また引継ぎの看護師の情報収集に付き合わされるといったことも多いので、こういった時間をいかに削減できるかが残業を削るための鍵となる。勤務毎に2時間ずつ残業が発生すれば月に数万円もの残業代が発生することとなるが、実際にこれが支払われるかというと難しいのが現状のため、日々の仕事の中でできる限り損をしないよう努力していくことは大切なのだ。
看護師の仕事は、病院によっては残業代がつかないにも関わらず前残業ありきで業務作成を行っているところも多い。サービス残業ありきで働くとなればそのぶん看護師側が労働力として搾取され損をするので、そういった風潮を当たり前に受け入れてしまわないことも重要だ。